埼玉県の観光地として人気のある秩父。その中でも長瀞(ながとろ)の人気は抜群です。埼玉県秩父郡長瀞町(ながとろまち)、長瀞渓谷の岩畳は名勝で国の天然記念物に指定されていて、ライン下りは人気です。今回は長瀞の岩畳の紹介記事になります。
長瀞の岩畳
2020年11月、紅葉シーズンの少しあとに訪れたのですが、まだ残っていました。そしてコロナ禍でイベントも制限されていたのでこれから長瀞の岩畳へ行こうと思っている方は是非参考にしてみてください。
長瀞へのアクセス
埼玉県秩父郡長瀞町 (ながとろまち)へは秩父鉄道で向かいます。
西武秩父駅→秩父鉄道へ
西武秩父駅から秩父鉄道に乗り換えるには、少し歩いて秩父鉄道・御花畑(おはなばたけ)駅に行かなくてはいけません。
秩父鉄道は交通系ICカード(PasmoやSuicaなど)が使えないので注意しましょう。駅でもアナウンスされています。また、コロナの影響で運休になったり運行に制限がかかったりするので事前にチェックしましょう。
筆者が訪れた際は通常運転でした。
長瀞駅
御花畑駅から長瀞駅へは7駅・約20分です。運賃は480円で、正直高いです(笑)。ラッピング車両もありなかなか楽しませてくれます。
長瀞の岩畳へ向かおう!
長瀞駅前
長瀞駅を出て左手に通りがあります。その通りを左(踏切方向)に曲がると岩畳・ライン下りに、逆に右に曲がると宝登山(ほどさん)に向かいます。
宝登山もロープウェイや神社などがありますが、今回は岩畳が目的なので左に曲がって踏切を渡ります。
岩畳商店街
駅から岩畳へ向かう途中、商店街を通ります。これが岩畳商店街です。個人的には『しゃくし菜推し』が印象的でした。
かつては全国で生産していたのですが、現在は秩父地方の特産品になっており、あっさりした塩気の薄いしゃくしな漬けは秩父名物です。
長瀞とガレ
岩畳商店街の一角にお洒落なお店が一件あります。それが『長瀞とガレ』。近年メディアなどでも取り上げられた人気ガレット店です。秩父名物・豚肉の味噌漬けをガレット生地で包み込んだみそ豚ガレット、豚肉の味噌漬けをソーセージにしてガレット生地で包んだガレドッグが名物になっています。
阿左美冷蔵のかき氷
こちらは岩畳商店街ではなく、長瀞駅に近い場所にあるかき氷屋さんです。夏には必ず行列になります。ふわふわで天然氷を使用しているので、頭がキーーンと痛くならないかき氷として有名です。
長瀞渓谷岩畳
長瀞ライン下り発券所
商店街を抜けると荒川と岩畳が見えてきます。すぐ横に長瀞ライン下り発券所があります。この日は川の水位が低くライン下りは運行していなかったのですが、岩畳一周船が運行していました。
ライン下りの運行状況は御花畑駅でもアナウンスされているので、事前にチェックしておきましょう。
岩畳一周船
一周船は緩やかなスピードで進みます。ボートを漕ぐお兄さんが岩畳について詳しく解説してくれるので、よく聞きましょう(笑)。
岩畳
岩畳は全長500メートルにも及ぶ変岩石です。岩自体はもろくて荒川の流れによって浸食され今の形状になったのです。
秩父赤壁
荒川を挟み、岩畳の対岸にあるのが秩父赤壁(ちちぶせきへき)。これも荒川の浸食によって立派な断崖絶壁になっています。
地名の由来
流れの緩やかな場所のことを瀞(とろ)といい、それが長く続いていることからこの地は長瀞と名付けられました。
中止になっているイベント
月の石もみじ公園と埼玉県立自然の博物館のライトアップはコロナの影響で中止になっていました。
また、SL・蒸気機関車の運行は車両点検のため休止していましたが、2021年春から運行再開なのでまたご確認下さい。
長瀞の岩畳の動画
まとめ
冬の長瀞の岩畳の紹介になりました。夏の方がダイナミックに楽しめるイメージですが、冬は冬で十分楽しめます。
秩父観光人気ナンバーワンの理由が分かるような気がしました。
ではまた。