遠征編

ドヤ街・ギャンブル・公害・・・誤解されすぎ、川崎市のイメージ

神奈川県川崎市といえば、どんなイメージですか?

おそらく…東京と横浜の間、工業地帯、ドヤ街、競輪・競馬場
そんなイメージでしょうか?

しかし近年、そんなイメージは払拭されつつあります。

川崎市ほど誤解されてる都市も珍しいんじゃないかな…と思います。

川崎市の魅力とは?

結論から言うと、川崎市はオシャレな街で大変便利で住み良い街です。

筆者はかつて三度ほど、東京でも横浜でもなく川崎に滞在した事があります。
思っていたイメージとはかけ離れた街だった事に驚きました。(良い意味で)ではなぜ筆者は川崎市に「暗いイメージ」を持っていたのでしょうか?

今回はその原因を探り、川崎市の魅力について考察し、同市のイメージアップと名誉挽回のお手伝いをしていきましょう!(おまえ、誰やねん)

川崎市の概要

川崎市は神奈川県北東部、東京都とのちょうど境目に位置します。

面積こそ狭いものの、人口150万人は横浜市に次いで神奈川県で2番目です。
川崎大師には例年数多くの参拝客で、正月ともなれば初詣客でごった返します。

鉄道はJR線・京急線があり、川崎駅を発着とするJR南武線はタワマン林立の武蔵小杉駅、ドラえもんミュージアムの登戸駅、東京競馬場の府中本町駅などを経由して終点・立川駅まで結びます。

現在アクセス増加中の路線です。

充実する駅周辺の商業施設

2000年代に入ってから駅周辺の商業施設の発展が著しいです。

ラゾーナ川崎、ラ・チッタデッラ、ミューザ川崎シンフォニーホール。

筆者はチッタデッラ内(地元民はチッタと呼ぶそうです)の映画館・チネチッタとミューザ川崎へ行きましたが、どっちもオシャレで驚きました。
誰や、工業の灰色の街とか言うたのは・・・。

オシャレな映画館・チネチッタは夜が絶景!!

ミューザ川崎シンフォニーホールでクラシックコンサートを…。
途中で寝ましたけど(笑)

夜景スポットの京浜工業地帯

川崎市といえば京浜工業地帯ですよね。
工業地帯と聞くと、「公害」「汚染」だのネガティブなイメージですが、今は違いますよ~。

工場夜景は今や夜景スポットの定番!
工場夜景クルーズって船で海の上から観賞できるイベントもあります。

【海芝浦駅】脱出不能!?秘境駅・海芝浦駅に行ってみた”秘境駅”って聞くと、どんなイメージですか? 山奥にある過疎化した土地にある駅などが一般的ですね。 しかし今回紹介するのは、わり...
筆者も実はこの工場夜景に釣られて川崎に行った者です。(笑)
この時は、川崎駅からバスで東扇島(ひがしおうぎじま)まで行きました。
川崎市はバスも充実していて、川崎バスが市内をいろいろ巡回します。

スポーツ王国・川崎

川崎はスポーツでも他を圧倒してるのですよ。知っていましたか?

川崎フロンターレ

サッカー・Jリーグの川崎フロンターレは、小林悠、大島僚太、家長昭博、車屋紳太郎、谷口彰悟などなど強力な布陣で2017~18年とリーグを連覇!

2019年こそ横浜Fマリノスに優勝を奪われたものの、2020年~21年も連覇して計4回の優勝を誇ります。

川崎ブレイブサンダース

バスケットボール・Bリーグの川崎ブレイブサンダースは、優勝経験こそないもののプレーオフの常連。

筆者は地元・滋賀の応援で観戦した事があるのですが、「もうあとちょっとで勝てそうだったのに~~。」って試合が多々ありました。

なんやかんやで最後は勝つ!…川崎ブレイブサンダースはそんなチームです。

【滋賀レイクス】川崎市とどろきアリーナ アクセスはバス?徒歩?神奈川県川崎市の川崎市とどろきアリーナはBリーグ屈指の強豪、川崎ブレイブサンダースのホームアリーナです。 滋賀から遠征に行かれる方も多...

富士通フロンティアーズ

アメフトのⅩリーグのチームです。

ジャパンエックスボウル(社会人選手権)、4連覇中。
正月のライスボウルでも大学勢を全く寄せ付けず、無敵を誇っています。

幼少期に植え付けられた筆者の川崎市のイメージ

これまで、川崎市の魅力についてお伝えしてきました。

これからは、なぜ筆者が川崎市にネガティブなイメージを持っていたか解説します。

今までさんざん褒め称えておいて堕とすんかい!!って話なんですが、まぁ最後まで聞いてください。(笑)

理由はハッキリしています。ズバリこれ!!

ロッテ・オリオンズ

筆者は幼少期からプロ野球を見て育っています。

当時のプロ野球はセ・リーグとパ・リーグの格差が激しく、その中でも川崎市をホームタウンにするロッテ・オリオンズ(現・千葉ロッテ・マリーンズ)はパ・リーグの最下位を争う不人気球団で、さらに暗くて汚い川崎球場と相まって暗黒期真っ只中のチームでした。

ロッテ・オリオンズ

かつて川崎市に存在したプロ野球・パ・リーグの球団。

1978年に川崎市の川崎球場をフランチャイズに置き、1992年に千葉市へ移転。

球団名もロッテ・オリオンズから千葉ロッテ・マリーンズに変更になる。

暗黒期の1980年代後半~1990年代初頭は、Y・K・K(弱い・球場が汚い・客がいない)チームといわれ、当時ドラフト1位で指名した大学生投手には、「最も行きたくない球団。残念だ。」と門前払いされ、入団拒否されたりもした。

しかし、選手は魅力的な選手が多く、村田兆治、落合博満、有藤通世、愛甲猛、リー、牛島和彦、西村徳文などが在籍しており、今だったらかなりの人気チームになっていたんじゃないかな~と思います。

現在の、熱いファンに囲まれた華やかな千葉ロッテ・マリーンズには考えられない不遇の時代があったのです。

筆者はその時代のロッテ球団を知っていて、幼少期の強烈なイメージがそのまま川崎市のイメージへと変わっていったのですね。

でも今にして思えば、昭和チックなレトロなチーム。
もっとじっくりと見ておけば良かったな~とも思います。・・・さらにこんな出来事もありましたね。

ヴェルディ川崎、東京移転問題

1993年、サッカーのJリーグが開幕し、世はサッカーブーム。

その人気の中心にいたスター軍団ヴェルディ川崎(現・東京ヴェルディ)が、川崎市から東京に移転したいと言い出して、騒動になりました。

もうこれは、筆者的には決定的でしたね。

東京うんぬんよりも、川崎市に対して

「ロッテに出ていかれた挙句にヴェルディにも出ていかれるって、川崎って一体どんな都市なんだ!」と・・・。

よってここに、「川崎市=ネガティブ」の図式が完成したのです。

まとめ 誤解されやすい川崎市

今回は川崎市の魅力と筆者が持っていたネガティブイメージを考察していきました。

・川崎市はアクセス良好

・川崎市は東京でも横浜でもない

・京浜コンビナートは今や映えスポット

・川崎市はオシャレ

最後までお読みいただきありがとうございました。

ではまた。

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