たねやグループは近江八幡市に本部を置く菓子製造企業です。
1872年(明治5年)、栗饅頭(くりまんじゅう)と最中(もなか)を製造販売する和菓子店としてスタート。
その後、近江八幡市に赴任していたアメリカ人のウィリアム・メレル・ヴォーリズ氏の勧めで洋菓子の製造も開始。
これが後にクラブハリエとして独立しました。
そのクラブハリエ・日牟禮(ひむれ)館のカフェの特別室は築100年のヴォーリズ建築の室内で洋菓子を飲食できます。
今回は近江八幡市にゆかりのあるヴォーリズ建築のクラブハリエ・日牟禮館カフェ特別室のご利用の流れを記事にしました。
これから行かれるかたはぜひ参考にしてみて下さい。
まずはクラブハリエ・日牟禮カフェのある、日牟禮ヴィレッジについてざっくりと解説しましょう。
日牟禮(ひむれ)ヴィレッジのアクセス・詳細
たねやグループの総本山です。
鳥居をくぐって参道を挟んで右手に和菓子のたねや・日牟禮乃舎、左手に洋菓子のクラブハリエ日牟禮館があります。
ともに店舗内で飲食のできるカフェ(茶屋)があります。
道を挟んで、和洋対称になっているのが面白かったです。
ちなみにこの付近は日牟禮八幡宮や八幡掘、八幡山ロープウェイなど見どころ満載で、近江八幡観光の中心地です。
また別途、紹介していきます。
たねや・日牟禮乃舎(和菓子)
たねや・日牟禮乃舎は和菓子販売店です。たねやと言えば栗饅頭やようかんですが、日牟禮乃舎限定の日牟禮饅頭が人気です。
日牟禮茶屋
たねや・日牟禮乃舎の敷地内にある茶屋です。あんみつやぜんざいが楽しめます。
クラブハリエ・日牟禮館(洋菓子)
こちらは洋菓子販売店のクラブハリエ・日牟禮館です。ロールケーキやシフォンケーキが人気です。
レンガ造りの優雅な店舗です。敷地内には店舗専用駐車場もあります。
日牟禮カフェ
クラブハリエ・日牟禮館の敷地内にあるカフェです。店内やテラス席で飲食を楽しめます。
このカフェの奥には特別室があります。
今回はこのクラブハリエ・日牟禮カフェ特別室を紹介していきましょう。
クラブハリエ・日牟禮館カフェ特別室
クラブハリエ・日牟禮館のカフェ特別室はウィリアム・メレル・ヴォーリズ氏が手掛けたヴォーリズ建築の旧・忠田邸(きゅう・ちゅうだてい)を改修してカフェとして利用されています。
旧・忠田邸(きゅう・ちゅうだてい)
大阪朝日新聞社の忠田半蔵氏が1936年(昭和11年)後半生の住居として建てられたもの。
カフェ特別室利用までの流れ
前日までの電話予約が必要
来訪予定日の前日までに日牟禮カフェに予約電話をしておきます。空きがない可能性もあるので、なるべく日程に余裕を持たせて予約しておきましょう。
基本、90分間の貸し切りになります。
【特別室の予約】
電話番号:0748-33-9995
ご利用料金:お1人様 500円(税込)
予約電話の流れ
部屋を選択しよう
1階のハリエリビングとハリエライブラリー。
2階のハリエビューと和室。
以上の4部屋のうちから1部屋を選択して伝えましょう。
選んだ部屋に、オーダーしたお菓子と飲み物を運んでくれます。
基本、どの部屋にも移動可能なので、とりあえず選ぶ感じですかね(笑)。
筆者は一番広い1階のハリエリビングを選びました。
…これで予約電話はバッチリです。
お菓子やドリンクなどは、当日注文します。
当日、カフェに向かう
クラブハリエ・日牟禮館の店舗に入り、右の通路を進むとカフェにつながるドアがあります。
カフェに入り、店員さんに特別室の件を伝えましょう。ていねいに案内してくれます。
ここでお菓子とドリンクを注文して、特別室の料金とあわせて支払いを済ませます。
カフェ特別室の動画
特別室を満喫しよう
あとはヴォーリズ建築の特別室を思いきり満喫しましょう!
当初、選択できる部屋は4部屋でしたが、実は部屋は合計6部屋ありました。
さらに階段や水道、巨大オルゴールや書斎などもレトロで、楽しめました。
また動画にもまとめたので、ぜひご覧になって下さいね。
まとめ クラブハリエ日牟禮カフェ特別室
ヴォーリズ建築のクラブハリエ・日牟禮館カフェ特別室の紹介になりました。
ではまた。