埼玉県秩父市、都心から二時間弱で行ける秘境的観光地として、さらにはアニメ・『あの花』(あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない)の聖地巡礼地として人気があります。筆者はよく関東地方を訪れるのですが、秩父は全くの未開拓地でした。
今回は近年人気急上昇の埼玉県秩父市の西武秩父駅から近い観光スポットや筆者の失敗談・注意ポイントなどをレポートします。これから秩父観光を計画している方はぜひ参考にしてみて下さい。
なお、秩父の超人気スポット、長瀞(ながとろ)渓谷と三峯(みつみね)神社については、別枠で特集します。
秩父観光スポットと注意点
今回筆者が秩父観光を体験して、失敗談や注意ポイントをまとめると以下のようになります。
- 最初に秩父観光情報館に寄るべし。
- 「西武特急」マジック!
- 番場(ばんば)通りでは、騒がない。
- 西武秩父駅とお花畑駅。
- 三峯神社は最初に行くべし。
これからスポットを紹介していきながら、上記のポイントを回収していきます。注意点とうたっていますが、気軽に楽しみながら読んで頂けるとうれしいです。
秩父へのアクセス
秩父へは西武鉄道を使います。始発駅の西武池袋駅から終点・西武秩父駅まで特急一本で行けます。車両は2019年に登場した『ラビュー号』です。ミサイルのようなシルバーの車体とイエローの車内、大きな窓が特長です。
ラビュー号・特急秩父
池袋から秩父まで乗り換え無しで行けるのですが、ここで注意点が!
途中の飯能(はんのう)駅で方向転換されます。
つまり、池袋から先頭車両の最前列の座席にすわっていると、秩父に着くころにはいつの間にか「最後方座席」になっています。しかも池袋~飯能間よりも飯能~秩父間のほうが長いです(笑)。
逆にいえば、池袋出発時に最後方の座席を取っておけば、秩父に着くころには先頭車両になっています。これが西武特急・マジックです(笑)。
そもそもラビュー号の前面展望は車掌室が広いせいもあり、そこまで期待できないのです。横の大きな窓で車窓風景を楽しみましょう。
秩父鉄道・御花畑駅
西武秩父駅から秩父の各観光地に向かうには西武観光バスと秩父鉄道を使います。秩父鉄道は通称・ちちてつの愛称で親しまれているローカル線です。
西武秩父駅から最寄りの秩父鉄道の駅は御花畑(おはなばたけ)駅になります。
秩父鉄道には秩父駅という名の駅が存在しますが、そこで降りてしまうと西武秩父駅まで相当歩かなければならなくなるので注意してください。
秩父観光情報館と祭りの湯
西武秩父駅を出て右手の方に西武観光バスと秩父観光情報館が、左手には日帰り温泉・祭りの湯があります。特に秩父観光情報館は到着したら必ず立ち寄りましょう。色々な観光情報がゲットできますよ。
秩父観光情報館
秩父の各観光地のパンフレットが揃い、館内には担当者の方もおられます。ここで情報収集しましょう。そしてアニメ・『あの花』コーナーも充実しています。
農家屋敷・宮本家(みやもとけ)
秩父市から少し離れた秩父郡小鹿野町(おがのまち)に隠れ家的旅館、農家屋敷・宮本家があります。
記事と動画にまとめているのでぜひご覧くださいね。
祭りの湯
秩父の駅近スポットの動画
駅から近い観光スポット
番場(ばんば)通り
熊やもののけの襲撃に遭う可能性があるので番場通りでは静かにしましょう(笑)。
秩父神社
秩父まつり会館
その秩父夜祭もコロナ禍で中止になったのは残念です。
秩父公園橋(ハープ橋)
秩父の人気スポット
羊山(ひつじやま)公園
長瀞(ながとろ)渓谷
長瀞の岩畳は超有名で、秩父を訪れる方の大半がこの長瀞観光をします。西武秩父駅から秩父鉄道の御花畑駅に乗り換えて長瀞駅に向かいます。筆者も観光してきたので、別枠を設けて紹介していきます。
三峯(みつみね)神社
三峯神社は関東屈指のパワースポットとして有名です。三峯神社は長瀞と真逆の方向になります。筆者は秩父鉄道で三峰口(みつみねぐち)駅まで行って、そこからさらにバスで50分くらいかけて三峯神社に向かいました。
ぶっちゃけ、秩父鉄道に乗らなくても西武秩父駅から西武観光バスで三峯神社に直通で行けます。そっちを使う方が便利です。
三峯神社は長瀞と逆方向でしかもかなり距離があるので、テンションが高いうちに行くことをオススメします。これだけ時間がかかることを事前に知っていたら、三峯神社を訪れていたかどうか微妙です(笑)。筆者が秩父に到着して、最初に向かったスポットが三峯神社です。テンションが高いうちに行っておいて正解でした。
あと、ずっと三峯(さんぽう)神社だと思っていました(笑)。なお、この三峯神社についても別枠で特集します。
まとめ
かってに観光大使・遠征編。今回は埼玉県の人気スポット・秩父を紹介しました。秩父には他にジオグラビティパークやミューズパークがあるのですが、コチラは寒い時期ではなく春先や夏に行った方が楽しめるかな…とも思います。
ではまた。