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城下町彦根の町家・本町宿と夢京橋キャッスルロード

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彦根城から南へ行くと『夢京橋キャッスルロード』があります。
今回はその夢京橋キャッスルロードからほど近くの『本町宿』に宿泊してきました。

この江戸時代の町家をモチーフに整備された夢京橋キャッスルロードでは、観光客が食べ歩きを楽しんでいます。

そこから西へ歩くと、これまた町家をリノベーションした、彦根の隠れ家的な宿泊施設本町宿があります。
今回は城下町彦根の町家・本町宿を紹介記事になります。

城下町彦根の町家・本町宿

彦根城から徒歩圏内にある本町宿は築180年の町家をリノベーションして2016年にオープンしました。

古い建物らしく、階段や廊下を歩くときしむ音がします。朝食は手作り感満載で美味しいです。
彦根市は近年新しいビジネスホテル、シティホテルが建ち始めています。

そんな中でオープンしたレトロな雰囲気本町宿の魅力をお届けします。

本町宿の概要

住所彦根市本町3丁目3ー55
電話0749-30-9932
駐車場あり(無料)
部屋数全5部屋
浴室浴室・トイレ共用
チェックイン16:00
チェックアウト10:00
公式HP本町宿公式ホームページ

 

アクセス

電車

JR琵琶湖線・彦根駅より徒歩20分。彦根城より徒歩15分

お車

夢京橋キャッスルロードから西へ向かいます(道はかなり狭いので注意!)。
駐車場は事前予約制です。

本町宿の動画

立派なお寺・明性寺(みょうしょうじ)

本町宿の隣には立派な明性寺(みょうしょうじ)があります。
関ケ原の合戦(1600年)の少しあとの1606年に2代目彦根藩主・井伊直孝(いい なおたか)が、大阪からこちらに呼び寄せた浄土真宗本願寺派のお寺です。(大阪→日野町→彦根市)

【彦根市】彦根城観光とひこにゃんの会い方彦根(ひこね)市は滋賀県東部に位置する人口11万人の都市です。 彦根藩の初代藩主・井伊直政の時代から約400年間、彦根城下は政治・...

立派な建物には驚かされます。本町宿に向かう際にはこのお寺を目印にすると良いでしょう。

本町宿に入るぞ!

ではさっそく本町宿に入ってみましょう。
まずはドアをガラガラと開けます。(この解説いるのか?笑)

1Fカウンター

入って右手に受付があります。
まずは受付にて宿泊代を支払います。(カード決済・paypay決済も可です。)

左手にカウンターがあります。朝食などはここでいただきます。
ちなみに筆者が訪れた際には、管理人の方がコーヒーを入れてくださいました。

朝食をいただいたわ!

筆者は今回、朝食付のプラン。
手作り感満載の温かみのある朝食なんですよ~。近江米の釜飯はピカピカのツヤツヤ!!

朝からお腹いっぱいになりました。

ドリンク類も売ってるわ

1Fの事務所の脇に冷蔵庫があり、ドリンク類が販売されてます。
代金は隣に設置してある代金箱に入れる形になります。

ミネラルウォーター、お茶、コーラ、チューハイ(レモン)があります。

1F談話室

玄関から入って一番奥に談話室があります。ここはスタッフの方や宿泊者の方の団らんの場です。

本町宿の一番の魅力はこの談話室だと筆者は考えます。
談話室にはテレビ、主に彦根市にまつわる書籍、彦根市民の愛するボードゲームカロム、そして立派な庭が望めます。

カロム

カロムは彦根市民に愛されているボードゲームです。
彦根市民の一家に一台あるとかないとか…(笑)。

簡単に説明すると指ではじくビリヤードって感じのゲームで、全国大会なども彦根で行われています。

彦根が発祥の地と思われるかも知れませんが、実はインドが発祥の地です。
それを滋賀県にゆかりのあるウィリアム・メレル・ヴォーリズ氏が日本全国に広めましたが、最終的に彦根に残った形になりました。

【近江八幡市】近江兄弟社とメレル・ヴォーリズとは?あなたは神を信じますか? ・・・いきなり何の勧誘かとお思いでしょうが、近江八幡市にはかつて神が存在していました。そしてその精神は1...

1F共用バス&シャワー

本町宿のトイレ、浴場は共に共用です。浴場はシャワー室とバスルームに分かれています。

バスタオルはレンタルになります(200円)。フロントで受け付けています。
シャンプーやボディソープはありました。

自動洗濯機も置かれていました。(使用料100円)

二階の部屋に入るぞ!

階段で二階に上ります。古い建物だけあってきしむ、きしむ、きしむ、きしむ!!

2F・和室 温(おん)

今回筆者が宿泊したのは二階の温(おん)という5.5畳の和室です。

エアコンは完備、寝具は準備されています。テレビはないので一階の談話室で見ましょう。

天井は低く、窓からは静かな街並みを見渡すことができます。
また、隣の部屋の物音や声なども聞こえてきます。

アメニティはタオル(小)と歯ブラシです。
この辺が便利な新しいビジネスホテルやシティホテルと比べると見劣りする点ですかね…。

ある程度、持って行けるものはあらかじめ準備しておくのが賢明です。

2F 男女共用のトイレ

二階のトイレは男女共用です。男性はなるべく一階のトイレを使ってほしいとのことでした。

一階のトイレは男女別でした。

まとめ

彦根の隠れ家的な宿泊施設、城下町彦根の町家・本町宿を紹介しました。

近年のホテルに比べると機能的には劣るものの、そういうホテルでは味わえない家庭的な温かみが味わえました。

レトロな町家での宿泊は今までのホテルでは味わえない貴重な体験でした。

ではまた。

 

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