びわ湖に浮かぶ島、金運スポットとして近年注目を浴びる長浜市の竹生島(ちくぶしま)。アクセス方法は船舶のみです。
今回はその竹生島の見どころ紹介していきます。
竹生島へのアクセスと乗船料
島全体が一枚の花こう岩からなっており、日本三大弁天のひとつです。
芸術や金運、恋愛運などの御利益があるといわれ、島全体がパワースポットになっています。
島にはお寺(宝厳寺)と神社(都久夫須麻神社)の2つ寺社があります。
竹生島へは長浜港や今津港からも行けますが、今回は彦根港から出発します。
彦根港から(オーミマリン)
長浜港からはこちら(琵琶湖汽船)
竹生島の動画
オーミマリン(近江鉄道) 彦根港
彦根港
こちらが彦根港・観光船乗り場になります。
もう文字のフォントが見るからに昭和レトロですね~。
筆者はこれだけで大感激でしたよ(笑)。
乗船料は往復3,000円
乗船料は往復3,000円(こども・小学生以下1,500円)で、一日4便運航しています。
オーミマリンのKirariと直政
船舶は、近江鉄道グループのオーミマリンのKirariと赤備え船『直政(なおまさ)』です。
直政はもちろん彦根市のシンボル・井伊直政です。
オーミマリンは竹生島の他に多景島(たけしま)への定期便も運行しています。
二階席からは景色が一望できます。
座席が少ないので、すぐ埋まってしまいますが…。
レトロマニアな楽しみ方!
レトロな待合室と案内パネル
彦根港の魅力のひとつにレトロな待合室があります。
これが実に昭和レトロでして、筆者は大好物です!!
水色のベンチはかつて彦根市にあったボーリング場のベンチだそうです。
懐かしいですね~~。
そしてこの表示パネルのフォントも昭和レトロですね。
こちらは外から撮影しています。
彦根港に立ち寄った際はぜひ見ていって下さいね~~。
レトロマニア感激スポットですよ。
御船印
御朱印ならぬ御船印(ごせんいん)もあります。
御船印は全国の船舶会社が共同で始めたキャンペーンです。
日付を記入する場所もあります。
彦根港から約40分で竹生島に到着しました。
オーミマリンの竹生島・多景島クルーズは定期運航ですが、春には海津大崎のお花見クルーズなんてのもあります。
ぜひチェックしてみて下さいね。
パワースポット竹生島到着
竹生島に到着しました。
拝観料600円を券売機を購入します。
瑞祥水(ずいしょうすい)
宝厳寺本堂に向かう途中に井戸水があります。
瑞祥水(ずいしょうすい)、今から20年ほど前に掘られたそうです。
めっちゃ最近やんけ~~笑!!
実は竹生島は電気も水道も通ってないんですよね。
水源確保!
夏はペットボトルを持参しましょう。
宝厳寺(ほうごんじ)本堂
石段をのぼると宝厳寺(ほうごんじ)本堂があります。
724年、聖武天皇の命によって建立されました。
弁財天の像が祀られています。ご本尊(ごほんぞん)は奥にしまっているので見えませんが、分身像が建てられています。
納経所(のうきょうしょ)
御朱印(ごしゅいん)を頂く、納経所(のうきょうしょ)は石段をのぼって左側にあります。
結構、並んでいました…。
幸せ願いダルマ(500円)
願い事を書いた紙をダルマ本体の中に入れて奉納します。(一体500円)
ダルマは持ち帰れず、本堂に納めます。
案内モニター
本堂には案内モニターもあります。
日本語、英語、中国語の三か国語対応です。
不動明王さま
悪い縁や運などを断ち切るパワーがあります。
なかなかシュールで、圧倒的なパワーを感じます。
三重塔
14世紀前半に建てられましたが、江戸時代に廃絶…。
しかし2000年(平成12年)に再建されました。
再建に6年の歳月がかかったそうです。
宝物殿
竹生島の関する資料がそろった宝物殿です。
こちらは有料になります。
大人300円・小人200円
西国三十三所
竹生島・宝厳寺は西国三十三所巡礼の第三十番です。
ちなみに次の第三十一番は近江八幡市の長命寺(ちょうめいじ)になります。
宝厳寺・唐門と舟廊下
長浜市にゆかりのある豊臣秀吉を祀っている京都・東山の豊国廟(ほうこくびょう)の極楽門をこちらに移築しました。
唐門は2020年に改修が終了し、より鮮やかにより豪華になってます。
舟廊下
舟廊下(ふねろうか)は宝厳寺唐門・本殿から都久夫須麻(つくぶしま)神社をつなぐ渡り廊下です。
かつて長浜城主だった豊臣秀吉の御座船(ござせん)・『日本丸』の舟櫓(ふなやぐら)の一部が使われています。
都久夫須麻神社とかわらけ投げ
舟廊下を渡ると、こちらが伏見桃山城の一部を移築した都久夫須麻(つくぶすま)神社の本殿になります。
竹生島神社とも言います。
こちらも豊臣秀吉が関わっています。
そして都久夫須麻神社・本殿の向かいにあるのが竜神拝所です。
ここから名物のかわらけ投げができます。
竜神拝所
竜神を祀っているのがこの竜神拝所です。
かわらけ投げ
かわらけ(土器)2枚1組(400円)を購入して、1枚目に自分の名前を、2枚目に願い事を書いて、鳥居に投げます。
投げたかわらけが見事鳥居をくぐり抜けたら願い事が叶うようです。
ちなみに筆者は失敗しました(笑)。
ここからの景色も絶景です!
ぜひ撮影しましょう!!
竹生島の売店とおみやげ
ここから港に戻ります。
その前に売店をぶらぶらしてみましょう。
ここや
ここやさんです。
近江牛まんが有名です。
野坂みやげ店
こちらが野坂みやげ店です。
ミルクまんじゅう『ねがいだるま』です。
中はミルク味でそこまで甘すぎず、食べやすかったですよ~。
仏像ガチャガチャもあるわ!
仏像コレクションのガチャガチャです。
一回300円になります。
喫煙所もあります
売店街の左端には喫煙所もありますよ。
そしてシャッターの降りた店舗・・・、近く長濱浪漫ビールの参入もあるとか無いとか…。
楽しみですね。
まとめ
びわ湖のパワースポット、西国巡礼三十三所の30番目の竹生島お伝えしました。
船舶の時刻表を見ると、島の滞在時間は70~80分が目安でした。
「あれっ?ちょっと短くね??」
などと思っていたのですが、実際まわってみて納得!
70分でも、時間が余りました(笑)。
この感覚は是非実際に足を運んで体感してみて下さいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ではまた。