三重県三重郡菰野(こもの)町の湯の山温泉(ゆのやまおんせん)は現在、廃墟ホテルと現役ホテルが入り混じるカオスな温泉街です。
その異様さから不穏な空気がただよい、実際に心霊スポットにもなっています。
今回はそんな廃墟ホテルの混在する湯の山温泉にそびえたつ中世ヨーロッパ風の立派な現役ホテル『オテル・ド・マロニエ』を伝えします
湯の山温泉 オテル・ド・マロニエのアクセス
オテル・ド・マロニエは湯の山温泉にある、中世ヨーロッパをイメージした現役ホテルです。
1993(平成5年)に開業以来、廃墟ホテルが乱立する湯の山温泉街において、その存在感は圧巻です。
まずは、オテル・ド・マロニエのレビュー記事になります。
オテル・ド・マロニエの概要
住所 | 三重県三重郡菰野町菰野字湯ノ山8563 |
---|---|
電話 | 059-392-3210 |
駐車場 | あり(54台無料) |
大浴場 | あり |
客室数 | 52室 |
チェックイン | 15:00 |
チェックアウト | 10:00 |
公式 | オテル・ド・マロニエ公式HP |
湯の山温泉・オテル・ド・マロニエの動画
アクセス
電車
四日市駅→湯の山温泉駅(タクシーで約10分)
湯の山温泉駅より送迎バスあり。(ホテルにお問い合わせください。)
お車
新名神高速・菰野I.Cより約10分。
東名阪・四日市I.Cより約20分。
新名神高速道路で来られる方はぜひこちらのパーキングに立ち寄りましょう。
なかなか面白いですよ!
オテル・ド・マロニエの外観・館内
中世ヨーロッパ風の外観
館内に入る前にオテル・ド・マロニエの外観をチェックしておきましょう。
オテル・ド・マロニエの特長のひとつに、圧倒的なスケールをほこるこの外観があります。
上の写真はロープウェイからのオテル・ド・マロニエの外観です。茶色のレンガと淡いグリーンの屋根のコントラストが絶妙です。
さらに周りが廃墟ホテルっていう事も、オテル・ド・マロニエの荘厳さに拍車をかけています。
夜のホテル外観
夜の外観はさらに妖しい洋館の雰囲気が出ています(笑)。
軽く周辺の散策も行ってみたのですが、結構怖かったです。
夜の廃墟ホテルの散策は大変危険です。壁や床がもろいので怪我をする危険性もあります。基本、立ち入り禁止なので絶対に入らないようにしてください。
実際に『出る!』との噂もあります。身を案じる行動をおこなってください。
オテル・ド・マロニエの館内
では、いよいよオテル・ド・マロニエの館内に入って行きましょう!
1F フロント&ロビー
ロビーにはレトロなソファー、シャンデリアなどがありました。
特にこの仕事をするようになってから、筆者は必ずと言っていいほどシャンデリアはチェックします。
1~2階が吹き抜けになっている場所があるのですが、そこから見るシャンデリアも優雅でした。
喫茶『森の精』
1F、入って左手に喫茶『森の精』があります。
朝~夕のデイタイムと夜のナイトタイムの二部制になっています。
筆者が訪れた際は誰もいませんでした(笑)。こちらもレトロな雰囲気でした。
1F 売店 恋結びの折鶴伝説
1F入って右手には売店があります。湯の山温泉といえば『折鶴(おりづる)伝説』です。
折鶴伝説とはこの地が恋結びスポットと呼ばれる所以となった伝説のことです。
この地は廃墟ホテルもあり、心霊スポットとして名高いのですが、実は恋結び・縁結びスポットでもあるのです。
その恋結びスポットの折鶴伝説については別の記事で紹介します。
オテル・ド・マロニエのレストランと大浴場
大浴場
1Fの一番奥には大浴場があります。チェックイン~チェックアウトまでいつでも入浴可能です。(サウナは夜間休止)。
この大浴場が意外と良くて、天然温泉100%で内風呂・サウナ・露天風呂・打たせ湯がありました。
タオル類、浴衣は部屋から持っていきましょう。
2F レストラン『山波』の夕食
2Fのレストラン・山波(やまなみ)。
座敷席とテーブル席があります。事前に座敷席を選択しておきました。
今回は松阪牛の会席プランでした。
朝食
朝食もバイキングではなく、プレートです。
和食と洋食が選べます。
オテル・ド・マロニエの客室
今回は洋室ツインルームに宿泊。他に和室や和洋室などもあります。
レトロ調な洋室
ソファー、照明、テーブル、椅子、スリッパなどもいい雰囲気でした。
またルームキーもお洒落でした。
段差が気になるユニットバス
唯一気になった点が部屋の床とユニットバスの段差が激しいことです。
特にユニットバスを使用してから部屋に戻ろうとする時、ちょっと転びそうになります。
まとめ 湯の山温泉 オテル・ド・マロニエ
オテル・ド・マロニエ、良かったです。
外観もさることながら、中ではゆったりくつろげました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ではまた。