大阪・豊中市の千里阪急ホテル。
高度成長期に街びらきした千里ニュータウンに存在します。
高度成長期のピークの昭和45年、この年大阪で万国博覧会が開催されました。
それと同時期に開業した千里阪急ホテルは残念ながら2025(令和7)年に老朽化を理由に完全閉館する流れになりました。
今回は昭和の名物ホテル・千里阪急ホテルにスポットを当てました。
千里阪急ホテルのアクセス・詳細
千里阪急ホテルは1970(昭和45)年に開業しました。
同時期に開催された大阪万博の来訪客の受け皿的な役目も兼ねていました。
世界各地からたくさんのお客さんが来日することになり、大阪市内のホテルだけでは、まかないきれなかったんですね~。
千里阪急ホテルの概要
住所 | 大阪府豊中市新千里東町2丁目1 |
---|---|
電話 | 06-6872-2211 |
客室数 | 203室 |
駐車場 | あり(140台・1,000円) |
開業 | ここに説明文を入力してください。 |
チェックイン | 14:00~ |
チェックアウト | 11:00 |
支払い | 現金・カード |
wi-fi | あり |
公式HP | 千里阪急ホテル公式HP |
千里阪急ホテルの動画
千里阪急ホテルのアクセス・駐車場
公共機関
千里中央(せんりちゅうおう)駅(大阪メトロ・北大阪急行・大阪モノレール)から徒歩5分。
お車
駐車場は140台分駐車可能で、1泊1,000円の料金がかかります。
駐車場は予約制ではなく、先着順になります。
千里阪急ホテル 西館と東館
千里阪急ホテルは千里中央駅から徒歩5分の場所にあります。
好立地、好アクセスですよね~。
2020年の3月に創業50周年を迎えましたが、先述のとおり2025年に閉館になってしまいます…。
千里阪急ホテルには西館と東館があり、もともとあった建物が東館、のちに増設されたものが西館になっています。
入口フロントのある西館
1983(昭和58)年にこの西館が誕生しています。
客室は東館に比べて落ち着いた雰囲気だと言われています。
フロント・ロビー
ホテルのフロントも西館に移動しました。
入って右手には千里阪急ホテル創成期の写真などが飾られていました。
ロビーも解放感があり、植物と阪急カラーのソファーが印象的でした。
階段と照明
ロビーの階段も阪急カラーでしたね。
照明類は開業当時と変わっていないそうです。
朝食会場・シャガール
西館1階の『シャガール』です。
朝食バイキング会場はこちらでした。
和洋さまざまなメニューがありましたが、筆者は野菜が足りていなかったのでサラダをたらふく頂きました(笑)。
リニューアルされた東館
創業当初からあるのがこの東館です。
ヨーロッパの建物をイメージしたという、緑に囲まれた白い壁のオレンジ色の屋根。
そして建物のカーブとプールが千里阪急ホテルの象徴でした。
ガーデンプール
東館の目の前に広がるのがガーデンプールです。
このホテルは大阪郊外のリゾートホテルとして人気だったのです。
プールは夏季限定の運用だったのですが、2020年以降は利用中止になっています。
ガーデンプールは2020年以降使用されていません。
今後も再開予定はないので、このまま閉館の可能性が大きいです。
リニューアルされた東館の客室
古くなっていた客室は2018年にリニューアルされています。
ホワイトとブルーを基調としたデザインになっています。
ユニットバス仕様で、ミネラルウォーターも付いていました。
何気にルームキーがお洒落でした。
現代ではルームキーはカード型になりつつありますが、こういう名残りがあるのは嬉しいですね…。
都会のリゾート・ブライダル会場
1976(昭和51)年に宴会場が完成、1991(平成3)年にはチャペルが完成し、この千里阪急ホテルは徐々にリゾートホテルから社交場としての役割に変化していきます。
都会のオアシスでの結婚式は、きっと雰囲気も最高のものだったことでしょう。
映えスポットの階段
このホテルの目玉にして最大の映えスポットといえば、何といっても東館3階から2階へ続く赤い階段でしょうな!
手すりのデザイン、壁や床のタイル…全てにおいて100点満点です。
西館につながる中庭
東館と西館の中間にある中庭、ガーデンも見どころのひとつです。
美しい緑に囲まれた白き建物はまさにヨーロッパそのものです。
喫煙所もあるわ!
中庭の隅っこの方に喫煙所もありましたぞ!!
このレトロチックにして緑に溢れたこのホテルが、近く閉館になるのは何とも寂しい限りですね…。
まとめ 閉館近し千里阪急ホテル
今回は2025年に閉館することになった大阪府豊中市の千里阪急ホテルお伝えしました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ではまた。