2010(平成24)年より開催されていたびわ湖岸を走るびわ湖レイクサイドマラソン。
毎年2月末~3月初旬に開催されていました。
しかし2020(令和2)年の第11回大会と2021年の第12回大会は感染症の影響で中止を余儀なくされ、2022年の第13回大会はオンライン大会になってしまいました。
そしてその第13回大会を最後にびわ湖レイクサイドマラソンは姿を消し、新たな後継マラソン大会として生まれ変わります。
びわ湖レイクサイドマラソン、大好きだった方も多数おられるのはないでしょうか?
筆者も大好きな大会でした。
今回はかつて開催されていたびわ湖レイクサイドマラソンにスポットをあてました。
びわ湖レイクサイドマラソン廃止
なぜ消滅してしまうのか?
びわ湖レイクサイドマラソンはその名の通り、びわ湖景観を楽しみながら走れて、帰りは船舶で大津港まで送ってもらえるという趣旨の大会で年々人気が上がっていました。
そんな大会がなぜなくなってしまうのでしょうか…。
実は2021(令和3)年、例年レイクサイドマラソンの1週間後に行われていたびわ湖毎日マラソン大会がこの年限りで姿を消しました。
びわ湖毎日マラソン大会はオリンピックの代表選考大会として位置づけられた歴史ある大会でした。
一番有名なのは1988(昭和63)年、この大会で優勝しソウル五輪出場を最後の最後に勝ち取った瀬古利彦(せこ としひこ)さんですよね~。
その歴史あるびわ湖毎日マラソン大会も2022年以降は大阪マラソンに統合され、今は完全に消滅してしまいました。
それに落胆した滋賀県民のランナーが「びわ湖マラソンの火を消すな!」とばかりに、2023年、「新たにびわ湖マラソンを作ろう!」との機運が高まり、びわ湖レイクサイドマラソンを廃止して新設される市民マラソンがびわ湖マラソンなんですよね~。
なので、レイクサイドマラソンがなくなると言うよりは、新たに生まれ変わる感じですかね…。
ちなみに筆者は2021年の最後のびわ湖毎日マラソン大会、取材に行ったのですが感染症の影響で競技場に入れませんでした(笑)。
2部制だったレイクサイドマラソン
びわ湖レイクサイドマラソン開催当初は12キロの部と15キロの部の2部制でした。
2018(平成30)年の第9回大会からハーフ(21キロ)と12キロになりましたね。
ハーフの部は大津港スタート
ハーフの部のスタート地点は大津港です。
京阪電車・びわ湖浜大津駅からスグで、ホテルからも近いですよね~。
筆者はいつも12キロの部で出場していたのでうらやましかったですね(笑)。
12キロの部
12キロの部は由美浜のなぎさ公園がスタートでした。
びわ湖大津プリンスホテルも見えますな!
ロケーション的には最高なのですが、アクセスがちと不便で最寄り駅(京阪・錦駅)から徒歩で行ったり、びわ湖浜大津駅からタクシーで向かった事もあったなぁ~~。
交通規制がなかったローカルな大会
びわ湖レイクサイドマラソンは基本沿道を走るので、交通規制がなかったです。
ただ、狭い歩道を走っている時はとても窮屈だった記憶があります。
参加者、年々増えていったしね…。
大津市~近江大橋~草津市
大津市の大津港となぎさ公園を出発して、近江大橋を渡って草津市に入ります。
ちなみに近江大橋は2013年12月に車両通行料の無料化がなされましたが、近江大橋のさらに北にある琵琶湖大橋はまだ無料化はなされていません。
草津市に入って湖岸をそのまま北上して琵琶湖博物館のある烏丸(からすま)半島がゴールでした。
ローカルでしたが、年々人気が上昇してとても活気がありました。
ゴールではいろいろな催しが行われていて、おにぎりとか無料で頂きました。
プロバスケットチームの滋賀レイクスの選手たちを数名応援に来ていましたよ。
まとめ
今回は2022年、オンライン大会という中途半端な形を最後にそのまま幕を閉じてしまった筆者が大好きだったびわ湖レイクサイドマラソンをふり返ってみました。
2023年、新たなびわ湖マラソンが新設されます、どんな大会なのでしょうね?
それはまた別の機会で紹介しましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ではまた。