京都の人気スポットとして名高い木屋町通(きやまちどおり)。
二条から七条辺りまで南北に流れる高瀬川沿いのせまい通りです(2.8km)。
しかし、たいへん風情があって、特に三条~五条あたりの木屋町通は歓楽街になっていて多くの人でにぎわっています。
今回は風情のある木屋町通、特に三条~五条あたりの散策記事です。
筆者は木屋町大好きなので何度も訪れています。
その中でおススメのお店やホテルなど紹介していきます。
これから木屋町を訪れようと考えている方はぜひ参考にしてみて下さいね。
木屋町通(きやまちどおり)のアクセス・詳細
木屋町通のアクセス
木屋町通は南北2.8km、高瀬川(たかせがわ)を東に沿って通っています。
阪急・京都河原町駅①出口から出ると木屋町通で一番にぎわっている通りに出ます。
四条小橋(しじょうこばし)
四条大橋のとなり(西)に四条大橋ならぬ四条小橋(しじょうこばし)があります。
今回の記事の主役・高瀬川を渡る小さな橋です。
ちなみにこの名称は今回の取材・記事作成する時に初めて知りました(笑)。
阪急・京都河原町駅
阪急電車の始発駅・京都河原町駅の1-A出口を出ると西木屋町通(にしきやまちどおり)に出ます。
小さい橋を渡ればすぐに木屋町通です。
阪急電車には庭園風の観光列車・京とれいん雅洛(がらく)も運行しています。
この京都河原町駅から乗るのがおすすめですよ~~。
広い喫煙所
京都河原町駅1-A出口を出てすぐのところに喫煙所があります。
待ち合わせ場所に使われたり、喫煙する人など様々です。
木屋町通の動画
木屋町と高瀬川の由来 一之船入
高瀬川の上流は二条~三条の間の一之船入(いちのふないり)です。
もともと運河用に、隣の鴨川から水を引っ張ってきて船で物資の輸送などを行っていました。
こちらの入り江から舟に荷物も積みました。
高瀬舟
高瀬舟(たかせぶね)とは川船に一種で日本各地にみられました。
京都では、江戸時代に高瀬舟で物資や罪人などを輸送していました。
高瀬川
木屋町を流れるこの高瀬川は、この高瀬舟にちなんで名付けられました。
鴨川に沿って南下し、二条から九条あたりまで伸びています。
江戸時代の盛期には多くの舟が行き来していました。
木屋町の由来
かつてこの辺りは材木店が多く、そのことからこの地を木屋町(きやまち)と呼ぶようになったそうです。
木屋町通の景色
木屋町通は季節によって様々な景色に様変わりします。
いくつか挙げていきましょう。
とりわけ筆者は夏景色が好きでした。
冬~春へ
3月下旬の木屋町通です。
徐々に春の音が近づいています。
桜の季節
新緑の季節
5月上旬の木屋町通です。
毎年、5月1日~24日までとなりの先斗町(ぽんとちょう)にて『鴨川をどり』が開催されます。
夏
7月の木屋町通です。夜も人でいっぱいでした。
木屋町通のおすすめ居酒屋・ホテル
ここからは木屋町通のお店などを紹介していきます。
完全に筆者の独断です(笑)
①喫茶ソワレ
レトロな喫茶ソワレです。
映えるゼリーポンチが有名です。常に行列になっていますが、夕方はわりに入りやすいですよ~。
②立ち呑み処・もみじ
安くて入りやすい立ち呑み屋さんです。
筆者はここの常連でした。
新鮮な刺身なども安価で提供していました。
京都河原町駅から木屋町通を北(三条方面)に行けば、右手にお店があります。
別の居酒屋・紅葉(もみじ)
立ち呑み処・もみじを少し北上すると、個室居酒屋・紅葉(もみじ)があります。
先ほどのもみじと距離も近くて、名前も同じなのでややこしいです(笑)。
こちらは漢字表記です。
個室居酒屋・紅葉(もみじ)は予約もできます。
③木屋町ゴールデン酒場
こちらも立ち呑み酒場です。
イエローの看板と提灯がド派手で目立ちます。
レトロチックな内装で、丸いテーブルをスタンディングで囲んでワイワイ呑みます。
いつも大勢のお客さんがいて、楽しそうです。
出典・木屋町ゴールデン酒場公式HP
④高瀬川ゲートホテル
木屋町通を三条方面に北上していると、左手に突如校舎と校庭の芝生が見えてきます。
こちらはかつて小学校だった校舎をリノベーションして、2020年ホテルとして開業されました。
⑤京料理・鴨川納涼床 鶴清(つるせ)
京都河原町駅(四条通)から木屋町通を五条方面に南下すると料亭旅館・鶴清(つるせ)があります。
昭和初期に築造された壮大な建物です。
川床で食事
鴨川(かもがわ)に面しており、夏は川床で鴨川を眺めながら食事ができます。
出典・鶴清公式HPより
宿泊
鶴清は料亭だけでなく、宿泊もできます。
詳細は下記よりご覧ください。
出典・鶴清公式HPより
さらに南下すると公園があり、さらに寂れた五条楽園へと続きます。
それはまた別の記事でお伝えします。
まとめ 木屋町通のおすすめホテル・居酒屋
筆者の大好きな京都・木屋町通お伝えしました。
木屋町、何度でも行きたいですね~
最後までお読みいただきありがとうございました。
ではまた。