大津市坂本にある旧竹林院(きゅうちくりんいん)、休日にもなると数多くの観光客が訪れます。
アクセスや駐車場はどんな感じ?
混雑具合はどうなの…?
行くのはいいけど、どう楽しめばいいのか?
などと心配する方もおられるのではないでしょうか??
そんな人のために、今回は旧竹林院に行ったら絶対に撮影して欲しいポイントや楽しみ方、周辺の交通状況などをお伝えします。
さらにライトアップイベントについても紹介していきます。
旧竹林院のアクセス・駐車場と詳細
かつて門前町として栄えた大津市坂本は町のいたるところに里坊(僧侶の隠居所)があり、旧竹林院はそのうちの一つです。
敷地内には約3,300㎡の庭園が施されており四季により様々な風景が楽しめます。
旧竹林院の動画
旧竹林院のアクセスと駐車場
旧竹林院は比叡山の麓、大津市坂本にあります。
JRや京阪電車の駅から徒歩圏内ですが、専用駐車場などもあります。
JR湖西線・比叡山坂本駅(徒歩20分)
JR線の最寄り駅は比叡山坂本駅になります。
旧竹林院までは徒歩20分ほどかかります。
…意外と歩きます(笑)
駅から信号交差点を渡ってそのまま日吉大社の参道方面に直進するだけなので、道に迷うこともないでしょう。
京阪電車・坂本比叡山口駅(徒歩10分)
京阪電車の坂本比叡山口駅からですと、少し歩く距離が短縮されて約10分になります。
京阪電車といえば、豪華車両・プレミアムカーが注目されていますが、こちらの駅は京阪電車・石山坂本線(石坂線)というローカル路線の駅になります。
旧竹林院専用駐車場
旧竹林院の入り口に専用駐車場があります。
大型バス5台・普通車12台駐車可能です(無料)。
観光駐車場
周辺にはコインパーキングは少ないですが、無料の観光駐車場があります。
特に大宮川観光駐車場は旧竹林院・日吉大社と西教寺の中間にあるのでどちらも観光するって人には便利です。
https://miamichannel2020.com/shiga-saikyuouji/
・・・ただ、どちらに行くにも約500mほど歩きますが(笑)
旧竹林院の概要
住所 | 滋賀県大津市坂本5丁目2−13 |
---|---|
電話 | 077-578-0955 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
休園日 | 月曜・祝日の翌日 |
年末 | 12月26日~31日休園 |
入園料 | 大人330円・小学生160円 |
駐車場 | あり(無料) |
公式HP | 旧竹林院公式HP |
旧竹林院の見どころと茶室・撮影スポット
それでは旧竹林院に入って行きましょう~~。
旧竹林院の入場と混雑状況
門をくぐって中に入ると右手に受付があります。
そこで入園料を支払います。
着物のお姉さんが出迎えてくれる時もありますよ~。
入園料
大人330円・小学生160円
高齢者(市内在住65歳以上)220円
障害者(市内在住・介護者一人含む)無料
靴を脱いで上がるわ
旧竹林院は土足厳禁です。
下駄箱があるので、脱いだ靴を入れて中にお邪魔します。
そして禁煙なのでお煙草は吸わないように…。
おみやげ
ささやかですが、お土産コーナーもありましたよ。
旧竹林院の缶バッジが人気のようです。
トイレもあるわ!
旧竹林院にはトイレもあります。
質素ですが、なかなか上品な造りのようです。
混雑状況
この日は平日昼間(5月)に行ったのですが、観光客はチラホラ見られた程度です。
途中からほぼ貸し切り状態になっていました(笑)。
階段で2階に
階段があり、2階まで行けました。
2階にも大広間や小部屋があります。
旧竹林院の撮影スポット
それではココで何をすればいいのか解説していきます。
この記事の最重要ポイントになります。
庭園だけ眺めて終わるのでは余りにもったいないっ!!
テーブルに注目
1階、2階の各階の大広間にポツンとテーブルがあります。
そのテーブルに置かれてある注意書きを読んでみると…。
『撮影…してください』…と表記が
『撮影禁止』の注意書きと思いきや、『撮影してください。』…とのことでした(笑)。
なんちゅ~紛らわしい表記やねん(笑)!!
要約すると…、
おまえら、わざわざ来て庭園だけ眺めて帰る気かぁ~?
写真撮影していけ。
めっちゃ綺麗な写真が撮影できるねん。
…てな感じになります。
じゃあ撮影してみよう。
テーブルに反射させて写真撮影
テーブルの上にカメラを置き、庭園の景色をテーブルに反射させる要領で写真を撮ります。
するとこんな写真が撮れます。
おぉ、素晴らしいじゃないかっ!!
庭園は四季折々、新緑や紅葉などシーズンによって様変わりします。
いろいろな景色の写真が撮れるやん!!
たしかにココまで来て写真撮影しないのは、値打ち半減しますよね~。
旧竹林院の庭園と予約必須の茶室
旧竹林院の庭園を散歩することもできます。
また、事前予約制で有料なのですが茶室もあります。
庭園内には遊歩道が設けられており、順路にしたがって回っていく形になります。
本邸を出て、右の通路
靴を履いて本邸を出ると右側に細い通路があります。
しばらく歩くと門があるので、それをくぐると庭園の方に出れます。
通路の前に『順路』の看板があるのですが、意外と気付かずにそのまま帰ってしまう人もおられるようですね。
予約必須の茶室・広間(蓬莱)
旧竹林院には茶室が2棟あり、そのうちの広間・蓬莱(ほうらい)は有料で利用できます。
建物自体は大正時代に建てられたものですが、壁や障子、畳はきれいに管理されています。
茶室広間(蓬莱)利用料金
半日利用 7,480円
全日利用 10,780円
茶室・小間(天の川席)
もう一つの茶室・小間(天の川席)がコチラです。
小ぶりな茶室のわりに出入口が2つあり、全国でもココを含めて二軒しかない大変珍しい茶室との事でした。
庭園から旧竹林院を眺めよう
庭園には小川が流れ、庭園内の芝生や木々は見事に手入れされています。
春の日にここを歩くと、とても気持ちが良かったなぁ~~。
旧竹林院 ライトアップイベント
旧竹林院は基本昼間の開園なのですが、ライトアップのイベント時は夜に開催されます。
昼間のノンビリした雰囲気とはガラリと変わります。
筆者は11月下旬のライトアップイベントに参加してきたので、ライトアップイベント時の注意点をお伝えしていきます。
ライトアップイベント時の注意点
ライトアップイベントは夏と秋に開催されます。
参加人数が多いので入れ替え制になります。
予約必須!?
イベント開催時は一応当日券が販売されていますが、すぐに売り切れてしまうので事前予約していった方が無難でしょう。
予約はイベントを開催している各社のウェブページから予約できます。
参考までに2023年夏に開催されたライトアップイベントのページを掲載しておきます。
入場は入れ替え制
入場は30分間、50名ずつの入れ替え制でした。
時間と人数を区切っておかないと大混乱になるからでしょうねぇ~。
駐車場も混雑
駐車場はカオスです。
そもそも駐車場に入れる台数自体が少なく、大型バスのスペースを開放したところでさばき切れる台数ではありませんでした。
入れ替え制で出ていく車待ちで、渋滞になっていました。
絶対に公共機関を利用しましょう。
入園料が違う
通常大人330円で入園できますが、イベント時の入園料は1,000円でした。
まぁイベントなんで、当然と言えば当然ですが…。
庭園内には入れない
昼間は庭園内を回れましたが、イベントの時は庭園には出れません。
そもそも30分しかいられないので、回っている時間も無いのですが…。
ライトアップイベント時の写真撮影
ライトアップイベント時にも昼間と同じく1階と2階にテーブルがあるので、それに反射させて写真を撮影すると良いでしょう。
ただし、窓際に人が多くてなかなかシャッターチャンスがないですね~~。
それと撮影待ちの人もいるので、一人でテーブルを独占しないように心がけましょうね。
ちなみにこんな写真が撮れましたよ~~。
昼間に撮影したものとはまた別の感動がありましたね~!!
たしかにこんな写真が撮れるなら多少混雑してても、入園料が1,000円でも行く価値がありました。
まとめ 旧竹林院の見どころとライトアップイベント
大津市坂本の旧竹林院お伝えしました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ではまた。